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JR貨物
※現在は関西圏で見られる主な電気機関車のみ扱っています。
また写真準備の関係上、JR各旅客鉄道会社の写真が混在しています。(特記しています)

加古川駅にて撮影_N
0番台
EF65―昭和40年(1965)登場、全308両、現存JR貨物に75両、JR東日本に9両、JR西日本に10両。

東海道・山陽本線系統の高速貨物列車専用機として開発された形式。車輌重量は約100t。1,000tの貨物列車を最高時速100kmで運転することが出来る。また寝台特急の牽引車としても君臨したが、平成21年3月をもって引退した。客車回送や、SL北びわこ号の回送はこの機関車が行っている。
岸辺駅にて撮影_N
1000番代のPF型。
この車両はJR西日本所属。
東淀川駅にて撮影_N
1000番代PF型。
この車両はJR貨物の所属で「カラシ色」と呼ばれる塗装。

EF66―昭和43年(1968)登場、全89両、現存JR貨物に68両、JR西に2両。

国鉄の輸送力増強用に作られた車輌。往年は、貨物輸送だけではなく寝台特急の牽引車としてもその地位を築いた。現在、寝台特急牽引の座からは退き貨物牽引を主にしている。
新大阪駅にて撮影_L
オリジナルの国鉄色。
写真の車両はJR西日本所属。
茨木駅にて撮影_L
0番代更新車の旧塗装。
100番代の塗装をイメージした塗装。
島本駅にて撮影_N
0番代更新車の新塗装。
国鉄色に近い色合いとなった。
島本駅にて撮影_N
100番代


京都駅にて撮影_N
基本番台。
1号機から38号機まで正面下部左側にタイフォンを装備し、屋根の抵抗器などが異なる。
EF81―昭和43年(1968)登場、全164両、現存100両。

日本海縦貫線で交流区間と直流区間を直通して走れる車両がEF81。日本海縦貫線や常磐線、関門トンネル区間などを走る。貨物輸送量が増えたためJR化後の平成元年から再び再製造した。貨物の他にも長距離寝台列車でも名をとどろかせたが、故障や老朽化が相次いだためEF510などに活躍の場を奪われつつある。しかしまだまだ現役である。

(以下、追記予定)
大阪駅にて撮影_L
39号機〜136号機。(写真の車両はJR西日本所属)
標識灯を電球交換を車体外側から行う「外ハメ式」に変更した。車両番号は文字表記を一体化したブロックプレートとした。車高が少し高くなっている。
大阪駅にて撮影_N
トワイライトエクスプレス用の塗装を施されたEF81-114。
勿論この車両もJR西日本所属。
画像準備中
137〜152号機。
電機子軸を10mm太くし強度をアップ。各機器のメンテナンスフリー化および絶縁対策も強化した。
画像準備中
300番台。
関門トンネル用として4両製造された。塩害対策として、車体側板がステンレスとなっている。また、コルゲートもついて車体補強を行っている。
画像準備中
400番台。
関門トンネルの海底トンネル区間対策として塩害に耐えれる措置を施され、パンタグラフに防食剤が塗られた。屋根上全面には防食効果材「ロンテックス」が塗布されている。車体は普通鋼製のままで、外部塗色も一般車と同一の赤13号である。富山機関区にも4両配置され日本海縦貫線で使用されている。
画像準備中
450番台。
機関車の向きが変わっても運用しやすいよう、ジャンパ栓は左右両側に装備している。関門区間で活躍する400番台の増備としてJR貨物が新造した関門トンネル用特殊仕様車。
画像準備中
500番台。
性能や基本的な構造は基本番台の最終増備車と同じである。塗装が変更され、車体上部が濃淡ブルーの塗り分け、車体下部がライトグレー、運転室側扉はローズピンクのJR貨物標準配色となっている。


EF200―平成2年(1990)登場、全21両。
東海道本線・山陽本線を中心に活躍。

JRに入り新しい機関車を製造しようと考え、生み出されたのがEF200。6000kwの出力を誇り、1,600tの牽引を可能にした。また、GTO-VVVF制御装置を搭載している。パンタグラフは、初めてシングルアームパンタグラフを装備した。製作は21両と小規模になったが、このノウハウは次のEF210に生かされている。鉄道友の会平成5年第33回ローレル賞を受賞している。平成21年5月にすべての車両が新塗装になった。
画像準備中
新塗装の量産車。
山崎駅にて撮影_L
量産車の旧塗装(現存せず)


北長瀬駅にて撮影_N
0番台
1〜18号機はPS22D形の下枠交差式パンタグラフを持つ。助手席の窓の下にロゴマークがあるのが特徴。
EF210―平成8年(1996)登場、現在増備中。

老朽化したEF65やEF66の置き換え用として登場した機関車。0番台はEF200と同じくGTO-VVVF制御装置を搭載している。「ECO-POWER 桃太郎」という愛称もついている。
加古川駅にて撮影_N
100番代1次車。
平成12年から制作されている100番代は、制御方式の素子をIGBTに変更されたグループ。前期型は基本番台と同じくPS22D形下枠交差式パンタグラフを搭載する。基本番台と違い側面の「JRF」の横に大きな文字で「桃太郎」とある。
島本駅で撮影_N
100番代2次車。
後期型はFPS-4形シングルアームパンタグラフを搭載する。

EF510―平成14年(2002)登場、現在増備中。

日本海縦貫線で使用されるEF81の老朽置き換えを行うために登場した交直両用の電気機関車。EF210をベースにコスト適正化と部品の共通化を図っている。真っ赤な塗装で愛称は「ECO-POWER レッドサンダー」。今後もEF81を置き換えるべく増備が行われるであろう、JR貨物の主力機関車。
島本駅にて撮影_N
JR貨物所属の0番代。
向日町駅にて撮影_N
(参考)JR東日本所属の500番代


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