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大阪市営地下鉄(8ニュートラム)
なかもず駅にて撮影_N
IGBT-VVVFインバータ制御化の更新車
(1117F〜1123F、1125F・1126F)
10系―昭和48年(1973)試作、昭和54年(1979)量産。全234両、現存するのは230両。
御堂筋線・北大阪急行南北線で活躍。

元々高速性能を高めた試作車として登場した車両。高速運転は頓挫したがチョッパ制御はトンネル温度上昇を防ぐのに最適ということで最も混雑し車両数も多い御堂筋線に集中投入された。順次更新工事が行われている。
なかもず駅にて撮影_N
チョッパ制御での更新車(1105F〜1116F)
西中島南方駅にて撮影_L
未更新車(1104F・1124F)
写真は1126Fの未更新の頃。
新金岡駅にて撮影_N
チョッパ制御での更新車の車内
冷房機のため屋根が一段低い。またLED案内機が車端部に設置されている。


20系―昭和59年(1984)登場。全96両
中央線・近鉄けいはんな線で活躍。

熊本市交通局8200系に次いで日本で2番目に早く登場したVVVFインバータ制御の車両。長編成のVVVF車としては本系列が日本初。中央線以外にも谷町線にも在籍していたが、けいはんな線延伸時に近鉄が費用を負担して更新工事を行った影響から全車が中央線へ移籍した。
朝潮橋駅にて撮影_N
中央線生え抜き車の0番代
九条駅にて撮影_L
谷町線からの転属車の30番台。
0番代とは番号以外に差異がない。


なかもず駅にて撮影_N
御堂筋線用21系
21系のみ6M4Tの強力編成で加速度が3.0km/h/s。(他は2.5km/h/s)
新20系―平成2年(1990)登場、全572両。
御堂筋線、北大阪急行南北線(21系)・谷町線(22系)・四つ橋線(23系)・中央線、近鉄けいはんな線(24系)・千日前線(25系)で活躍。

車両の統一による合理化と冷房車率を100%にするために登場。システムは20系と大きく変化しないが、直線を多用した流線型の斬新なデザインと冷房完備で快適な車内が特徴。
初期車は車番が大きいことと、メーカーによって車体裾〜台枠部分の処理に差異がある。また車内LEDの有無の差異があるが順次全車搭載予定。
天王寺駅にて撮影_N
谷町線用22系0番代
新造時から谷町線で活躍し続ける車両。
画像準備中
谷町線用22系50番台
中央線24系からの転属車。24系時代の車番から1950を引いた番号のため50番代。車内は0番代と同一。
画像準備中
谷町線用22系元OTS車。
22061Fと22062Fが該当。元OTS系で24系に50番代として編入後、谷町線へ転属し22系になった。OTS時代の番号から22011を足した番号。車内はまだOTS時代のやや緑掛かった、区分ラインの無いシートなのが特徴。
北加賀屋駅にて撮影_L
四つ橋線用23系
一部車両のドアカットを行えるようになっている。また、全線地下のためカーテンは装備しない。
朝潮橋駅にて撮影_L
中央線用24系
20系との入替で多数が転属したが、4編成が中央線に残存。近鉄けいはんな線内でのワンマン運転に対応。最高時速95km(中央線内は時速70km)の性能と、抑速ブレーキを装備する。
難波駅にて撮影_L
千日前線用25系
千日前線では車内信号方式を採用するため関連機器が装備される。また全線地下のため日よけカーテンを装備しない。
住之江公園駅にて撮影_N
新20系の車内。(写真は23系)
屋根の下がり方が10系より浅い。また一部車両はLED案内機が千鳥配置されている。但し21系の21616F・21617Fは全扉上設置。未設置の編成も随時設置工事を実施している。


30系―昭和42年(1967)登場。全353両、現存72両。
谷町線で活躍。

大阪万博開催に伴う輸送改善と続々開通する新線への車両として大量に増備された系列。現在の18m4扉車のスタイルを確立した。素材の比較、また入札でメーカーを限定しないためにセミステンレス車体とアルミ車体の2種類が存在する。谷町線でのみ活躍する現役最古の系列で30000系への置換えが進んでいるため全廃は近い。
天王寺駅にて撮影_N
ステンレス車体車
太子橋今市駅にて撮影_L
アルミ車体車


阪急京都線正雀駅にて撮影_L
GTO-VVVFインバータ制御の初期車。
方向幕で種別が省略されていたのが特徴だったが、後期車と同じものに交換された。クーラーも同系列の別機種だったが交換が進んでいるため外見での差異は殆ど無い。車内ではLED案内機が無かったが設置された。ただし持ち手は少ないまま。
66系―平成2年(1990)登場、全132両。
堺筋線・阪急京都本線・阪急千里線で活躍。

阪急京都線と直通運転を行う堺筋線用の車両。阪急の規格に合わせて19m3扉・1500V架空電車線集電式である。阪急線上で営業運転するステンレス製の銀ピカ電車は本系列のみ。
GTO-VVVFインバータ制御の初期車とIGBT-VVVFインバータ制御でバリアフリー対応の後期車の2種類があるが外見での差異小さくなりつつある。
阪急京都線正雀駅にて撮影_L
IGBT-VVVFインバータ制御の後期車。
種別付きの幕が特徴。またバケットシートであり、車内には多くのステーションポールを設置している。LED案内機やドアチャイム等完備している。


70系―平成2年(1990)登場、全100両
長堀鶴見緑地線で活躍。

日本で初めて(世界ではカナダ・バンクーバーに次いで2番目)の「鉄車輪式リニアモーター」の技術を採用したミニ地下鉄。小型車体で特に床面高さが非常に低く、ワンマン運転の都合上運転台は右側に設置されている。トンネル断面に合わせて車体上部で内側に狭まるのが特徴。車内のLED案内機では「LinearMotorCar 7000」とアピールする。初期車・後期車の2種類がある。
門真南駅にて撮影_N
初期車
開業時からの車両。前面が白基調なのが特徴。
門真南駅にて撮影_N
後期車
前面に緑地部分があるのが特徴。前面のマークは長堀鶴見緑地線の路線番号「7」を図案化したもの。

門真南駅にて撮影_N
初期車の化粧板。
花博を意識した花柄のモノ。
門真南駅にて撮影_N
後期車の化粧板。
不規則なラインの模様。

井高野駅にて撮影_L80系―平成18年(2006)登場、全68両。
今里筋線で活躍。

今里筋線開業に合わせて用意された車両。リニアモーターのミニ地下鉄で小型車体・右側運転台が特徴。バブル期に開業した長堀鶴見緑地線の70系とは異なり、コスト削減のためLEDではなく幕の行き先表示になっていたり、曲面ガラスを使用しないために内側に狭まる部分が窓を避ける形になっている。前面のマークは今里筋線の路線番号「8」を図案化。全車開業時からの車両なので差異は無い。

30000系―平成21年(2009)登場、現在増備中
谷町線で活躍。

30系置き換えのために現在新造している車両。現在は「32xxx」の車番で谷町線でのみ活躍。大阪市交初の車内LCDを搭載しているのが特徴。また、車体側面には大きく号車番号が描かれている。
都島駅にて撮影_N

ポートタウン東駅にて撮影_N100A系―平成3年(1991)登場、全80両。
ニュートラム(南港ポートタウン線)で活躍。

新交通システムのニュートラムの車両。臨海部を走行するためステンレス車体となっている。有人運転にも対応しているが、普段は無人運転しており先頭部に乗車することも出来る。
トレードセンター前駅付近にて撮影_N
元OTS車(33〜35編成)
元OTS車は前面が青いのが特徴。


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